読書感想2(科学的に正しい筋トレ)
こんにちは!!
皆さんは筋トレってしたことありますか?
24時間のジムも増え現在進行形で行っている方もいるのではないかなと思います。
しかし、やり方間違っているかもしれません。。。
私は筋トレについては十数年前に学校で勉強したきり、あまり詳しく勉強する機会が無かった為、筋トレに関してはかなり置いてけぼりです。
今回専門学校の友達に筋トレの常識が変わったと聞いてすぐに買って読んでみました!!
当時の学校での勉強が何だったのか、と思う言葉ばかりでショックを受けたのと同時に、感動すら覚えてしまったぐらい常識が覆されました。
実は当時はまだ筋トレに関する研究がほとんどなく、教える方の経験則がかなり占めていた為、あっていることと間違っていることが混ざりあったそうです。
常識が変わってきたのもここ十年で研究結果が出始めているとのことでした。
浦島太郎にならない様に今後はしっかりと情報を入れていきたいと思います!!
そんな今回の本はこちら
『科学的に正しい筋トレ』
最強の教科書
庵野拓将 著
全ての監督、コーチ、トレーナー、親御さん、もちろん選手の教科書になる本です!!
買って後悔はないと思いますよ!!
筋トレの目的は大きく分けて2つ!!
「筋肉を大きくすること(筋肥大)」と「筋力を強くすること(筋力増強)」
筋肥大は今まで10回ギリギリで上がる重さで3セット以上やると効果的だと思っていました。
ですが、総負荷量が同じであれば同じだけ肥大するということです。
総負荷量とは 強度×回数×セット数 のことです。
そして、さらに言うと1週間での総負荷量が同じであれば、週の頻度は3回でも6回でも効果に変わりはないという事実です。
例えば
① 10㎏×10回×4セット×週2回=800㎏
② 10㎏×10回×2セット×週4回=800㎏
こんなメニューも一緒です!!
そして
① 10㎏×10回×2セット×週3回=600㎏
② 10㎏×5回×4セット×週3回=600㎏
これも一緒です。
なのでこれからはトレーニングは週単位での総負荷量を決め、その日の体調に合わせた強度・回数・セット数・頻度にし、最終的に帳尻を合わせるというのが効果的な筋肥大ではないでしょうか!!
筋肉があっても使えないといみがありませんよね??
そこで大事になってくるのが筋力増強です!!
そして、僕の知っているのが、高めの強度で筋トレをやる!!
だけです!!
実に浅はかな知識だと思いませんか??笑
筋肉には神経と密接な関係が築かれています。
そのため筋肉に刺激を入れつつ、筋力を強く発揮できるように神経にも刺激を入れることが重要になってきます。
その方程式が
トレーニングの強度×運動のスピード×週の頻度
これであなたの筋肉は見せ筋だなんて言われません!!
基本は筋肥大と一緒で週単位でどれぐらいやるかです!!
やっただけ筋力が強くなります。
しかし、筋肥大と違うところが二つあります。
それは
「高強度でおこなうこと」と「1回を6秒以下のスピードで動かすこと」
なので一番いいのは1回6秒ギリギリで行える重さで疲労困憊になるまでやる。
それを1週間でどれだけやるかです。
筋肥大の時にもお伝えしましたが、週単位での総負荷量を決め、その日の体調に合わせた回数・セット数・頻度で安全に行ってください。
でも、最新の効果的なやり方で絶対効果が出るとわかっていても3日坊主になりそうじゃないですか??
ジムに入会し1年間続けられる人は、4%未満だそうです。
なぜでしょうか??
「そもそも、ヒトは筋トレをするようにデザインされていない」
?????
驚きです!!
ヒトは昔狩猟をして日々を生き抜いてきました。
狩りができるようにと二足歩行になり長時間移動する体に進化してきました。
なので昔の人は生き残るため、身体の中の少ないエネルギーを狩猟と生殖活動へ優先的に使用し、あとは極力温存するようにと進化を遂げました!!
ここまでになるのに200万年の時がかかっているわけです。
そして農耕が始まり、現在に至るまで1万年です。
200万年の進化にたかだか1万年で勝てるわけがなく先祖が
「無駄なエネルギーを使わないように、ゴロゴロしていいんだよ」
と、語りかけてくる始末。。。
私は負けそうですがみなさんは負けないでください。
大切なのは意思を上手にマネジメントすること。
その対処がこちら
「イフ・ゼン」
「もし(if)誘惑に直面したら、そのときは(then)こう行動しよう」
です。
この世は誘惑の宝庫!!
テレビ、スマートフォン、ゲーム、マンガ、動画
あらゆる誘惑を予想してしない事を決めたうえで行動してみてください。
少し脱線しますがこれは仕事でもいえる事。
仕事が遅いいつも締め切りがギリギリなどは誘惑に負けてしまっているのが問題ではないでしょうか?
これからは仕事にも、筋トレにも、私生活にも、意思をマネジメントしながら楽しくすごしたいものですね。
この本は他にもトレーニングフォームや栄養についても詳しく、わかりやすく書かれている本です。
本当にオススメの書を手に取って頂けたらと思います。